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トワイライト?

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濃いグリーンの地に黄色い帯。いわゆるブルトレと同じ形でありながら、オリジナルのカラーを持っていたトワイライトエクスプレス。

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かと思いきや、実はトワイライトカラーの機関車が引っ張る「日本海」です。大阪と青森を結ぶ日本海号は2012年3月に廃止。

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その直前の2月に乗車したときの記録です。大阪・札幌間のトワイライトと行路が重なる列車で、機関車は共通だった様子。

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上野と札幌を結ぶカシオペアと北斗星でも、同じように機関車は一体的に運用されていました。今日はどちら?という楽しみ。
正直言うと2012年に日本海に乗車した際には、本来担当であるはずのピンク色の機関車の登板を期待したものです。
トワイライト自体がこの3月で廃止されてしまった今、それも貴重な思い出と記録の一つになりました。

東京在住のわたしにはとても遠い存在だった、大阪始発の寝台特急。トワイライトはとうとう一度も乗車できませんでした。


by sukakichi2 | 2015-03-20 00:01 | 北東北

高川山から望む富士

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標高自体はそれほどではありませんが、富士山を望む展望台として有名な山の一つである高川山。
秋から冬には、遮るものの無い山頂から真正面に大きな富士を望むことが出来ます。

中腹のジグザグ状の登山道やブルドーザーが行き来する道がよく見えます。1枚目のみ大きくなります。
(当時このレンズが汚れていたようで、丸い指紋のような影が空に写ってしまっているのはご愛嬌)

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鉄道や車の車窓から富士山が見えると、思いがけず嬉しくなります。思わず目で追いかけてしまいます。
千葉の外れや茨城の筑波山よりも東とか、わりと遠くからでも見えることがあり、驚かされます。

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一連の富士ドアップが山頂からの写真かと思ったら、この1枚を見て違うポイントからだったと判明。
高川山の山頂に着く少し手前で、木々の間から視界が開ける場所があったことを思い出しました。

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今度は間違いなく山頂へ到着。日当りと眺望に恵まれた高川山は、手軽な日帰りハイキングに絶好の山です。
中央本線や富士急行線の駅からアクセスが良く登り安いこともあり、休日には非常に混む印象がありますね。
眺望を狙ってか、冬の平日でもよく人を見かけるほど。そういうわたし自身も平日の好天日狙いでした。





by sukakichi2 | 2015-01-25 16:25 | 少し遠くへ

高川山を目指して

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登り始めた時は冷たい冬の風景でしたが、標高を稼ぐうちに日が昇ってきて、秋の山みたいな色付きが見られました。

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わずか数十分のうちに、季節が1ヶ月ほど逆戻りしてしまったかのような風景。自然は色んな表情を見せてくれます。

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都心では12月末まで紅葉が見られたり、新年が明けても銀杏が濃い黄色を鮮やかに保っていることもあります。

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光による助けがあるとは言っても、12月の冷え込む山の上で、これほど色鮮やかな風景があるとは予想外でした。

同じ登山ネタで、四国の剣山紀行も同時に進行しています。あちこち手を伸ばしてしまいますが、忘れてはいません。
その日、そのとき、一番紹介したいと思う話を採り上げているつもりです。気まぐれと言えば否定できませんが・・・


by sukakichi2 | 2015-01-24 03:26 | 少し遠くへ

森に注ぐ光

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初狩駅から南へ向かう道を進みます。目指すのは高川山。集落が尽きると、道は針葉樹林の中を通っていきます。

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朝の光が降り注いできます。密集する杉林のガードはとても固いのですが、それでもサイドから光が抜けてきます。

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杉林は大抵が人工林で、密度が濃く植えられており、通常はとても暗いことが多いです。気が滅入る暗さです。

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暗い森を抜けると眩しい空間が待っていました。地面から立ち上る水蒸気に光が拡散し、シャワーのようでした。


by sukakichi2 | 2015-01-23 01:18 | 少し遠くへ

凍り付いた朝

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背後の美しい山は、鶴ヶ鳥屋山(つるがとやさん)。関東の低山歩きが好きな人には知られている山かも知れません。

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約1年前の2013年12月某日、早朝に中央本線の初狩駅で下車。集落全体が霜で覆われていた、寒い寒い朝でした。

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滝子山、笹子雁が腹摺山など、名だたる山々に囲まれた初狩の駅から、小さな山を目指して歩き始めました。

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すべてのものが凍り付いたような世界。モノトーンの風景の中、花や草が持つ色彩や朝の光に生命の力を感じました。

1年という時間の経過がとても早いです。この小さな山旅の後で新しいカメラを買いました。
数年の時間を共に過ごしたE-5というカメラを持って出掛けた、最後の遠征となりました。





by sukakichi2 | 2015-01-22 01:28 | 少し遠くへ

高松城跡を歩く【四国旅37】

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ことでんの高松築港駅すぐ裏手にある高松城跡(玉藻公園)を散策します。9月半ばの残暑が厳しい午後、日陰の多い公園へ逃げ込みました。

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残念ながら天守閣は失われていますが、現在は土台となる石垣を再建中。天守閣の復元も視野に入れているそうで、喜ばしい動きです。
(版籍奉還による廃城後、老朽化のため明治17年に天守が解体されたそうです)

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お濠を巡る舟。羨ましくもありましたが「え!そんなに高いの?」という乗船料だったので回避。ケチですね。しかし料金は失念(笑)

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気を取り直して天守台を目指します。鞘橋という名の屋根が付いた木橋を通って、二の丸から本丸へ渡りました。いい味わいですね。

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天守台に登って見下ろしてみると、鞘橋の全体像が確認できました。日本には数少ない屋根付き橋。四国にはいくつか存在するそうです。

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その鞘橋の上からすぐ横には高松築港駅のホームが見えています。ちょうどレトロな電車が到着していました。

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高松築港駅と城跡の関係を見下ろせるポイント。実は昨晩宿泊した宿からの眺め。模型鉄道みたいです。

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天守台は石垣を積み直したらしいです。大型機械など存在しなかった江戸時代以前は、どれほどの手間がかかったのでしょうか。

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天守台から眺めると海を望める高松城。お濠は海とつながっていて、境界には水門があります。中まで海水が入ってきています。

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瀬戸内海の島々や対岸の岡山を結ぶフェリーが多く発着する高松港。港の入口に船が続々と集まってくる様子が見えました。

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天守台を後にして三の丸へ。大正時代に建てられた披雲閣と呼ばれる建物。近代和風建築として重要文化財に指定されています。

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中には入れないのが残念。庭園と石垣、お濠などを観るだけでも入園料を払う価値はあるのですが、建物内は見たいものです。

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時の経過を物語るガラスの歪み。綺麗に刈り込まれ手入れされた庭園の木々ですが、映り込む姿はまるで野生の森のようです。

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北の丸月見櫓は、敷地内で「城跡らしさ」を残す建物。コンクリート製に見えて軽視していたら、後で調べたところなんと重文でした!

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月見櫓の向こう側には瀟洒な現代の建築物。時代の違いとはいえ、あまりにも異なる外観。人類と文化の進化を実感します。

さて、高松城の天守閣は再建されるのでしょうか?もし実現したらまたその時は訪問したいと思います。

今回の旅では松山城に続いて二つ目の訪問となった城跡。かつて町の中心であった城というものは、より深くその土地を知る上で重要な存在であり、旅先で見ておくべきものの一つだと思います。



by sukakichi2 | 2014-06-15 20:07 | 伊予・阿波・讃岐

「ことでん」どこかメルヘン【四国旅36】

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屋島登山鉄道のケーブルカー駅跡に別れを告げて、坂道を下ってくると可愛らしい駅舎が見えてきました。

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高松琴平電鉄・通称ことでんの琴電屋島駅。淡いアイボリーに薄いピンクとブルーの配色が優しいのです。

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一枚上の写真のバスと対比してもわかるように、実際には大きい駅舎です。でもチンマリして見える不思議。

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縦長に配された窓は古びてはいますが瀟洒なイメージを高めるものです。こういう窓の洋館っていいですね。

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駅舎へ一歩中に入ってから振り返ります。屋島登山口駅跡から下ってくる一本道。ほとんど行き交う車もありません。

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天井を見上げると、うん!とてもいいですね。女子に人気がありそうです。優しいピンクには上質感があります。

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古びたガラス越しに窓外を眺めると、屋島とケーブルカー跡に雲がかかっていました。コントラストが良い感じ。

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踏切がな鳴り始め、やがて下半分が赤色の電車が両方からやってきました。ことでんは単線なので、駅で行き違います。

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メルヘンチックな可愛い赤の電車を瓦町で降りて、別の電車に乗り換え。今度は下半分が緑色。終点まで乗ります。

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大きな窓と大きな一枚ドアの電車。これは神奈川を走る京浜急行の中古電車。わたしの故郷の電車です。懐かしい!

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「KHK(京浜急行の略称)」の文字に昔の面影を見つけました。真夏には唸りを上げていたのを思い出します。

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終点の高松築港へ。顔を見ると、紛れもなく京浜急行出身!ことでんカラーも似合っていました。

by sukakichi2 | 2014-06-14 23:59 | 伊予・阿波・讃岐

廃駅に別れを告げて【四国旅35】

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屋島登山鉄道のネタを続けてしまいましたが、ケーブルカーの話はラストです。色んな角度から撮りました。

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今回は余計な解説をやめて、写真だけにしました。短い滞在でしたが、とても貴重な体験でした。

by sukakichi2 | 2014-06-12 23:15 | 伊予・阿波・讃岐

夏草や 兵どもが 夢の跡【四国旅34】

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屋島登山口駅跡に、かつて活躍したケーブルカーの車両が残っていました。薮に隠れるようにひっそりと。

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二ツ目小僧はじっと山頂駅側を見つめていますが、もう山の上に登ることはありません。ケーブルも撤去されています。

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運行停止後10年という時間の経過の割に、線路も駅も車両もよく残っています。これは大変意外でした。

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もの言わぬ証人。周囲の緑を鮮やかに反射しています。なんらかの手段で通電すれば、まだ点灯するのでしょうか?

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聞くところによれば、廃止後の数年は復活の動きもあったそうですが、結局実現しなかったそうです。
遺った施設の老朽化を心配し、なんと山頂駅側の車両を人力で登山口駅まで「下山」させたんだとか。

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いったいどうやって坂道を下ったのでしょうか。当時の映像などが見当たらないので見当がつきません。
もし老朽化が早くて、ある日突然、山頂駅から無人の車両が走り出したりしていたら大惨事でした。
それこそ恐怖のジェットコースターです。ここ登山口駅は大変な事態になっていたことでしょう。

そう、つまり穏便な移動作戦の結果、いま登山口駅にある車両は2両分なのです。たしかに長く見えますね。

もう二度と動きません。ここを訪れる者は時の経過と「もののあわれ」を感じることでしょう。



by sukakichi2 | 2014-06-12 00:55 | 伊予・阿波・讃岐

屋島登山口駅跡【四国旅33】

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見上げると前方の斜面を縦に一筋、山頂駅まで至るケーブルカーの線路が見えました。廃止から10年経っても森に飲み込まれることなく残っているようです。山頂駅のすぐ下にあったトンネルの出口も見えています。へんてこりんな電波塔みたいなものは山頂駅舎で間違いないようです。

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途中カーブしているあたりが中間地点らしく、やや幅が広く、行き違い出来るようになっているのがわかります。

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1枚目から少しずつ画面を引いてきて、登山口駅舎も含めた全景。背後の岩山が存在感あります。これは現役当時なら登山への期待感でワクワクする風景ですね。

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一番よさそうな角度から駅舎を観賞。あちこち傷みはありますが、綺麗な状態です。窓の形や植物など、なんとなく南国を感じさせるアイテムが揃っています。

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同じ場所で後ろを振り返ると、前回も紹介した「駅前通り」が下り坂で山麓へ向かっています。登山口駅はかなり中腹寄りに位置しているのです。

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いろいろ気が散ってしまいますが、山麓へ向かってすぐ左手にある建物はすでに無人でした。ケーブルカーの廃止と命運を共にしたのでしょうか。

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ショーウィンドウに何かあるように見えたので、近づいてみたらご覧の通り。月見うどんでしょうか?他にも天丼やおでんらしきものが大変なことになっていました。

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入口左の看板地図には「ケーブルカー(休止)」となっていました。運行停止からしばらくは休止扱いだったのかもしれません。そして登山道を案内しており「山頂まで約1時間」とのこと。ケーブルを宛てにしてきた人が見たら、希望を打ち砕かれそうです。

そして何気なく駅舎の左手から裏側に回ってみると・・・


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こんなことになっていました!屋島登山鉄道のケーブルカーは、まだ残っていました。しかしちょっと様子が変です。長くなったので、続きは次回に。

by sukakichi2 | 2014-06-10 02:04 | 伊予・阿波・讃岐