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黒部峡谷パノラマ展望ツアー2【北陸2015-09】


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欅平駅の前方、そのさらに奥地の線路へと繋がるホームの突端に整列するツアーの参加者たち。ヘルメットだらけ!

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専用列車が入線し、順番に乗り込みます。この車両の担当ガイドはベテランの職員で話が濃くて面白かったです。

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三両編成のツアー専用列車。乗り込んだのは最後尾です。定期の旅客列車ではないけれどダイヤが組まれています。

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右から来てスイッチバックで直進。穴は髑髏の眼窩のようです。欅平から終点までほぼ全線が地下空間だそうです。

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素堀りの気配が色濃く残るトンネル内を進み、一旦停止して逆方向へ直進。前方に明るい空間が待っていました。


OLYMPUS OM-D E-M1 + LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH.

by sukakichi2 | 2015-10-15 02:23 | 北陸

黒部峡谷パノラマ展望ツアー1【北陸2015-09】


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黒部峡谷鉄道の終点・欅平にて。この先は普段お目にかかれない凸型の古い機関車が、小綺麗な短い客車を牽引します。
欅平から奥に続いている関西電力黒部専用鉄道は、一般開放されていない特別エリア。ここに入れるツアーなのです!
しかしながら欅平に着く頃から雨脚が強まり、先行きが不安です。幸いツアーはスタート。雨が写り込んでいます。

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欅平駅は黒部川右岸の急斜面に無理矢理くっつけるようにして造られたような構造です。とにかく幅が狭いのです。
そのかわりホームが長く、列車を前後に並べて停車可能。到着列車は奥で停車し、出発列車が手前に出てきます。
奥をよく見ると待機中の出発列車と、いよいよ鉄道が地上から追い出されそうだなと確信する絶壁の峡谷が。

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駅の左下には黒部川第三発電所の建物。こちらも年季が入っています。厳しい立地でよくぞ持ちこたえていますね。

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そしてここが欅平駅の最端部。奥はトンネルになっていたのでした。左は引き上げ線。特別列車は右へ進みます。


OLYMPUS OM-D E-M1 + LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH.

by sukakichi2 | 2015-10-13 03:15 | 北陸

黒部峡谷鉄道5【北陸2015-09】


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終点の欅平に到着。谷間にへばりつくように造られた駅のホームの奥が集合場所。ここからツアーがスタートします。

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普段は入れない欅平から奥の区間を見学できるツアーなのです!これは貴重な機会。楽しみにしてきました。


OLYMPUS OM-D E-M1 + LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH.

by sukakichi2 | 2015-10-11 23:57 | 北陸

黒部峡谷鉄道4【北陸2015-09】


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車窓風景をランダムに紹介していきます。信号場みたいなところで列車交換。ここもなぜか右側通行でした。
関西電力専用の笹平駅で撮ったようです。通常は客扱いをしない駅、に下車してみたい衝動に駆られます。

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唐突に左の山側に線路が分岐し、そのままトンネルへと吸い込まれていきます。こちらの線路は右側へ急カーブ。
ここは黒薙駅。秘湯・黒薙温泉の下車駅です。昔は温泉の近道としてこのトンネルを歩いて行けたそうです。

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黒薙を発車したところで一瞬、分岐する線路の奥の方が見えました。この先が凄く気になります。歩いてみたい。
分岐線は黒部峡谷鉄道の黒薙支線と呼ばれていて、終点の黒薙第二発電所の資材輸送に使われているそうです。

こちらのページで黒薙支線を歩いた方の記録があります。通行禁止の今では貴重な記録です。
またこちらのページの方は大変有名ですが、かなり近い日付で訪問していたようです。

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黒薙を発車したところで振り返ります。うねうねと曲がる長い列車。崖にへばりつくように駅が存在しています。
黒薙支線と反対側に急カーブして谷を渡るのですが、後曵橋という大きな鉄橋が鉄道風景の名所になっています。

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ゆっくりと後曵橋を渡る列車。上流側には謎のコンクリート橋が並行して横断。車内放送では水路橋とのことです。
谷は余りにも深くて底がよく見えず、この難所に橋を架けた技術に感嘆。しかも戦後すこし後の頃と聞いて驚嘆。

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車窓から見えるダムの数や密度・スケールでは、おそらく全国的にも最上位に入ってくる路線だと思います。
立ち上がってようやく見えてきたのは出し平(だしだいら)ダム。国内で初めて排砂設備を備えました。

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出平駅も関西電力専用駅。列車交換のためしばらく停車して待ち合わせ。ぱらぱらと雨が降ってきてしまいました。
これはポイントを切り替える転轍機。暗くなると中央の目が青く光ります。この先で光った姿を目撃しました。

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たしか鐘釣駅で停車した際に対向列車の最後尾を撮ったものと思われます。しっかりテールランプがついています。
トロッコなのにLED。昔の貨車みたいに丸い板が2枚ついていると風情がありますが、これは贅沢な要求ですね。

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吹きさらしの車内に葉っぱが舞い込んできました。9月初旬でも冷え込むのか、ところどころ紅葉していました。
霧状の小粒な雨がさらさらと風に乗ってきます。晩秋のような冷たい雨に、身を縮めながら乗り続けたのでした。





OLYMPUS OM-D E-M1 + LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH.

by sukakichi2 | 2015-10-10 14:06 | 北陸

富山地方鉄道1【北陸2015-09】


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神岡を訪問した翌日は「ちてつ」こと富山地方鉄道に乗車して宇奈月温泉を目指します。早起きをするも生憎の空模様。
富山平野をほぼ日本海に沿って北上していきますが、車窓からは海がほとんど見えません。すると次第に晴れる空!

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夜通し降った雨に濡れた稲穂。富山は有数の米どころであり、平野部の車窓はほとんどが水田風景で占められます。
稲の穂先が黄金を帯びた美しい色味。収穫が近づいてきた証です。いつも日本の美しさを誇りに思う被写体です。

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滑川が近づいて来ると北陸新幹線とクロスします。地鉄はグネグネ走るので、この後でもう一回クロスします。
富山から魚津辺りまではあいの風とやま鉄道(旧北陸本線)のほうが最短距離で走っていて、乗客が多めです。

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閑散とした地鉄に、一気に乗客が乗り込んできたのが新黒部駅。北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅と隣接しています。
時刻は朝の8:12。東京を朝一番の新幹線で出てきても間に合わず、富山や金沢から追いかけてきた観光客かな?
(それにしても何もなかった田園風景に、城郭のような建築物が出現する驚き!景観の変貌に戸惑います。)

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しかし未来的な新しい空気は新黒部の駅周辺のみ。その前後は今まで通り、鄙びたローカル線の風景が展開します。
これは昭和40年代とかではなく、平成27年の現代です。日曜日なのに大勢乗ってきては下車していく高校生たち。

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木造の駅舎、薄暗いホーム、短い屋根、構内踏切。かつては日本の各地で見られた田舎の風景が残っていました。
この駅は近くに魚津水族館があるようで、改札口に歓迎の看板が見えます。非常に昭和的で映画の中みたい!

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思い起こすのは「男はつらいよ」シリーズでしょうか。日本の風景を追いかけた記録映像としても貴重な存在です。
寅さんみたいに全国を放浪してみたいですが、できない現実。しかし地鉄沿線は一度じっくり歩いてみたいです。

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人口の減少や車中心の生活により、地方交通の不振が全国的に課題になっています。廃止される鉄道も多い現状です。
しかし新幹線の効果は絶大かと思われます。宇奈月や黒部方面の観光客が増えているならば、地鉄にも追い風ですね。

地図は上で紹介した写真を撮ったエリアです。





2枚目のみ42.5mmレンズを使用。
OLYMPUS OM-D E-M1 + LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH. + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm F1.2 ASPH.


by sukakichi2 | 2015-10-03 15:57 | 北陸

500円の駅弁【房総散歩2015】

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冬の朝、8時30分の千葉駅。房総半島の入口にあたります。ここから乗る電車は日常を離れる境界のように思えます。

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長いこと千葉では国鉄時代から走る骨董品みたいな電車ばかりだったのですが、少し前から小綺麗になりました。

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外房線に乗り換えるとき、千葉駅のホーム下の売店で買い求めたトンかつ弁当、500円。素朴な絵柄が魅力的ですね。

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万葉軒の廉価な駅弁です。値段相応でハムカツのように薄い肉ですが(笑)よく味が染みて食べやすい弁当でした。

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近頃はJR直営の見た目が美しく高価な駅弁が増えました。しかしローカル色の強い親しみやすい弁当が減りました。

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朝方から好天だったのですが、外房線を南下するうちに雲が増えてきました。晴天を信じつつ先へ進んでいきます。

by sukakichi2 | 2015-05-21 01:28 | 千葉・房総半島

江差線4【北国へ 2014】

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2014年5月限りで廃止された江差線の木古内・江差間。廃止3ヶ月前の冬に訪問したら、既にお別れの気配が濃厚でした。
1936年に全通した江差線。沿線では江差線の歴史と沿線の見所を抜粋した、小さな冊子がフリーで配布されていました。

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峠を越える駅間の長い区間を終えて神明駅へ。列車の後方から小さな駅を眺めます。乗降客はいませんでした。

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木古内からおよそ1時間程度走ると、次第に風景が広がり始めます。江差へ向かって左側の山上には風車が並びます。

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望遠レンズで引き寄せてみます。かなりの数があるようでした。風車があるということは海が近づいてきた証拠です。

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上ノ国という駅を出てしばらくすると海岸に出ました。雲が多いものの穏やかな日本海。次の駅は終着の江差です。

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海から離れ、江差の町と海を見下ろすように高台へ駆け上がります。海岸の町は山越え区間と違い雪が少なめです。

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江差に到着。20年近く前に訪問したときと駅舎は変わっていませんが、駅の周辺は新しい建物が並んでいました。

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長年、潮風を浴び続けてきた駅舎は錆び付き色褪せていました。廃止を目前にしている路線の現実と哀愁を感じます。

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たとえ廃止されるという事実がなくても、寂しさの漂う駅周辺。駅自体が町の重要施設である役割が終わっています。
人々は主に路線バスを移行しているそうです。檜山管内の鉄道駅がなくなる事態となりますが、覆せない流れです。

日本地図からこの地域の鉄道ラインが消える意味の大きさを、気付いていてもどうしようもない現実があります。





by sukakichi2 | 2015-04-19 19:19 | 北海道

江差線3【北国へ 2014】

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昨年の5月に廃止された江差線木古内・江差間の末端ローカル区間に乗車した記録。江差線最後の冬を追いかけました。
木古内から2駅目の吉堀を出ると、次の神明まではなんと約10km近く駅がありません。大きな峠を越えていきます。

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人気のない山の区間が長く、定時運行のための除雪や保線などが大変そう。以降、すべての写真は後方からの眺め。

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山深い風景を見ていると、この先に海や町があるのか疑わしく、ずっと山岳風景が続くのかと思ってしまいます。

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峠付近では、小刻みなカーブや掘割・鉄橋・トンネルのほか、雪崩除けの覆いがありました。まさに人工トンネル。

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徐行しないと通れないのか、性能の限界まで出し切っていて徐行するしかないのか、列車はゆっくりと走ります。

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後方の運転台にあるスピードメーターは28km/hを示していました。いつ立ち往生してしまうか不安になるくらい。

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サミットを越えて下りに転じると列車は快調に下っていきます。次第に土地が開けていき、次の駅の予感がします。

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小さな神明駅は板張りのホームでした。このような駅に途中下車したいので、朝早くに函館を出てきたのです。

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撮影順序と紹介順がかなり怪しげですが、どこかの区間の風景。まずは途中下車をせずに終点の江差を目指します。

by sukakichi2 | 2015-04-18 02:51 | 北海道

江差線2【北国へ 2014】

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函館からスーパー白鳥に乗って南へ約40分、木古内で下車します。隣りのホームには江差行の列車が待っていました。
木古内には新幹線の駅が設置されます。外観はほぼ完成に近く、道南の小さな町に宮殿が建ったかのような風景。

青函トンネルに向かう津軽海峡線と分かれ、西海岸の町・江差を目指します。沿線の人口に比例して少ない乗客。
江差自体は大きな町でも、途中の山越え区間は秘境のようなところ。速度も遅くてバスにはとても勝てません。

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大動脈である海峡線とは全く趣が異なる江差線の末端区間は、旅の時点から約3ヶ月後の2014年5月での廃止が決定。
新幹線の開通後、木古内〜五稜郭間の在来線(津軽海峡線)は第3セクター「道南いさりび鉄道」に転換されます。

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それを踏まえての不採算区間整理とも考えられます。JRと違い経営が難しい未来を考えれば、やむを得ない流れなのかも。
江差行列車のサボ(側面の行先案内板)は非常に紛らわしい表記で、どちらに向かって走り出すのか分かりません(笑)

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鉄道紀行作家の故・宮脇俊三さんが富山県の猪谷駅で同様の誤乗体験したことを、ある著作の中で書いていました。
まるで国鉄時代のローカル線の大らかさが今も残っているようで、クレーム社会の現代とは思えず、苦笑します。

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整然と並んだ水平垂直のボックスシートに、実用性重視の蛍光灯、扇風機、金属製の手すり。一時代前のアイテムですね。
2月中旬、大学等は春休みに入っていることもあるのか、江差行の車内は見納めに来たと思われる乗客が目立ちました。

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短い江差行の列車は、木古内を出てすぐに新幹線の高架橋の下を潜ります。今にも走ってきそうな完成度に見えます。
それから約10ヶ月後の2014年12月(現在から4ヶ月前)、木古内駅で初の新幹線試運転が実施されたと聞きました。

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江差へ向かうローカル区間に入った途端、列車は上下左右に激しく揺れ出しました。保線の基準が全く違うようです。
一時期は脱線事故等が相次いだJR北海道ですので、そんなことは滅多に起きないだろうと思いつつ、よぎる不安。

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列車の後方から線路を眺めていると、揺れが多くなる短いレールをたくさん繋いでいるらしいのがわかりました。
峠を越える区間に入ると、列車は徐行するみたいに速度が落ちてきます。30km/hを下回るような時も
あります。

デッキに立って、揺れる列車の動きに逆らいながら写真を撮ったり動画を撮ったり。酔いそうになりました(笑)




本日は平日ですが土曜出社のための代休です。普段眠い目で夜に更新するのと違って、快適な作業でした。

by sukakichi2 | 2015-04-17 15:52 | 北海道

江差線1【北国へ 2014】

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函館から乗車した特急は津軽海峡線を快調に飛ばします。時々海が見えるスポットがあり、陰影を見せてくれます。
木古内までの区間は本州との間を繋ぐ動脈です。もともとは江差や松前へ向かうローカル列車が走る長閑な線でした。
(津軽海峡線という通称が使われていますが、正式には江差線の一部なのです)

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美しいスポット光が海の一部分だけを照らし出して、幻想的な風景を展開してくれます。車窓から撮りまくるわたし。
海の向こうに見えていた函館山は見る見るうちに遠ざかり、視界から姿を消しました。特急はまもなく木古内へ。





by sukakichi2 | 2015-04-16 01:58 | 北海道