夕刻の数馬峠付近にて
ススキを見ると「もうすっかり秋だなあ」と強く感じるのは、やはり自分が日本人であるからなのでしょうか。
数馬(かずま)峠から南西側を眺めた風景。眼下の人家はここよりも低いですが、山上集落と呼べそうな立地です。
数馬峠からは富士山がよく見えます。しかし夕刻の空は光が強い上に水蒸気ですこし霞み気味のようでした。
広葉樹の紅葉した森と、夏も冬も濃い緑のままである針葉樹の森が混ざります。広範囲で植林が行なわれています。
ブナが残るエリアもあって、味わい深い樹皮の表情と瑞々しく豊かな森の風景を楽しむことができます。
樹上が黄色で一色!という場所も多々ありました。黄色って写真にすると飽和しやすいのか、難しい色なのです。
昼過ぎから入山し、大きな三頭山のピークを踏んでから走り始めたトレーニング登山。やはり遅い行動は不安です。
でもわたしは午後から山を歩き始めることに、必ずしも反対の立場ではありません。静かで快適な登山ができます。
歩き慣れた山域、好天が約束された日、山麓にエスケープできる道が多いこと。これらに限定して解禁しています。
それでも山に不慣れな人や熱くなりやすい性格の人には、経験や運はそれほど味方してくれないと思っています。
OLYMPUS XZ-1
by sukakichi2
| 2015-10-23 03:16
| 奥多摩