little escape

富山地方鉄道1【北陸2015-09】


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神岡を訪問した翌日は「ちてつ」こと富山地方鉄道に乗車して宇奈月温泉を目指します。早起きをするも生憎の空模様。
富山平野をほぼ日本海に沿って北上していきますが、車窓からは海がほとんど見えません。すると次第に晴れる空!

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夜通し降った雨に濡れた稲穂。富山は有数の米どころであり、平野部の車窓はほとんどが水田風景で占められます。
稲の穂先が黄金を帯びた美しい色味。収穫が近づいてきた証です。いつも日本の美しさを誇りに思う被写体です。

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滑川が近づいて来ると北陸新幹線とクロスします。地鉄はグネグネ走るので、この後でもう一回クロスします。
富山から魚津辺りまではあいの風とやま鉄道(旧北陸本線)のほうが最短距離で走っていて、乗客が多めです。

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閑散とした地鉄に、一気に乗客が乗り込んできたのが新黒部駅。北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅と隣接しています。
時刻は朝の8:12。東京を朝一番の新幹線で出てきても間に合わず、富山や金沢から追いかけてきた観光客かな?
(それにしても何もなかった田園風景に、城郭のような建築物が出現する驚き!景観の変貌に戸惑います。)

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しかし未来的な新しい空気は新黒部の駅周辺のみ。その前後は今まで通り、鄙びたローカル線の風景が展開します。
これは昭和40年代とかではなく、平成27年の現代です。日曜日なのに大勢乗ってきては下車していく高校生たち。

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木造の駅舎、薄暗いホーム、短い屋根、構内踏切。かつては日本の各地で見られた田舎の風景が残っていました。
この駅は近くに魚津水族館があるようで、改札口に歓迎の看板が見えます。非常に昭和的で映画の中みたい!

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思い起こすのは「男はつらいよ」シリーズでしょうか。日本の風景を追いかけた記録映像としても貴重な存在です。
寅さんみたいに全国を放浪してみたいですが、できない現実。しかし地鉄沿線は一度じっくり歩いてみたいです。

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人口の減少や車中心の生活により、地方交通の不振が全国的に課題になっています。廃止される鉄道も多い現状です。
しかし新幹線の効果は絶大かと思われます。宇奈月や黒部方面の観光客が増えているならば、地鉄にも追い風ですね。

地図は上で紹介した写真を撮ったエリアです。





2枚目のみ42.5mmレンズを使用。
OLYMPUS OM-D E-M1 + LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH. + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm F1.2 ASPH.


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by sukakichi2 | 2015-10-03 15:57 | 北陸