K峠の旧道へ3
かつて多くの車が行き交った道。旧道となった今では緑に浸食されて、徐々に地上から姿を消そうとしています。
いったんアスファルトやコンクリートで固められた道路だって、放棄されれば次第に自然に還っていくのですね。
急カーブの連続。もともと狭かった車線ですから、ここでは大型車同士のすれ違いに困難を極めたことでしょう。
旧道や廃道では高い確率でミラーが失われていることが多いです。ここはまだ健在。落石が少ない地形だからかも。
ヘロヘロと頼り無さげに続いていくセンターライン。反射板かなにかが等間隔に設置されていた痕跡がありました。
直角カーブの先には何が待つ?この厳しさを知らずに通行した経験の浅いドライバーは、さぞ困惑したことでしょう。
そしてまたカーブが待っています。山が迫ってきて前が薄暗くなってきました。この先にはトンネルがあったそうです。
もう道には逃げ場がなく、すぐにもトンネルに到着するでしょう。果たしてどんな風景が待っているのでしょうか?
OLYMPUS OM-D E-M1 + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm F1.2 ASPH.
by sukakichi2
| 2015-06-20 04:11
| 東京日乗