和田浦から館山へ【房総散歩2015】
ナンデスカ、コレハ? 屋外に展示されていた謎の物体です。白く輝く複雑な形状。これはもしかして何かの骨?!
周囲の状況から、これは非常に大きな物体であることがわかります。小さな頃に博物館で見た恐竜を憶い出します。
場所は房総半島の南端部に近い和田浦。仁右衛門島からの帰り、路線バスに乗って海沿いに移動してきました。
正体は道の駅「和田浦 WA・O!」に屋外展示された鯨でした。地球最大の動物、全長26mのシロナガスクジラです。
和田浦は古くから鯨漁で知られてきた町です。現在ではなかなか食べる機会のない鯨料理も、ここで味わえます。
(道の駅の中にある「お食事処 和田浜」にて。いくつかの鯨料理が楽しめます。おすすめのお店です。)
鯨が給食に出ていた、という記憶のある方は、ある年代よりも前の方ですね。わたしは惜しくもその直後の世代です。
海水浴、菜の花、鯨などがキーワードとなる和田浦は、静かな南国の町の風情でした。帰路は内房線の和田浦駅へ。
館山まで移動し、JRバスに乗り換えて東京まで帰ります。半島縦断の高速道が延伸され、バスが便利になりました。
菜の花号は多数の便が運行され、新宿行きの路線も新たに走り始めたそうです。反対にJR内房線は危機的な状況。
(鉄道旅派のわたしとしては、内房線の特急が壊滅状態にある現状が気がかりです。房総は車が主役です。)
高速バスの車窓から、夕焼け空に富士山が見えました。千葉県からも冬場には富士山はハッキリと見えます。
新年すぐの房総散策でしたが、天気が味方してくれて幸運でした。日暮れとともに東京へ帰り着きました。
OLYMPUS OM-D E-M1 + LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH.
by sukakichi2
| 2015-06-10 08:47
| 千葉・房総半島