仁右衛門島4【房総散歩2015】
前回平野家の門の近くの茂みで見つけた赤い実の正体は、金銀針茄子(キンギンナスビ)という珍しい植物でした。
平野仁右衛門さんのお宅の庭も見学路の一つになっています。庭のソテツがますます南国感を強調するようです。
平野家の客間を上がり框から撮影。見学者向けに扉が開放されていて、歴史を感じる部屋の様子がよく観察できます。
平野さんの家は当然いまもご家族が居住されていて、生活の気配が濃厚です。裏門から静かに外へ出るとそこは太平洋!
島の北東側の海を眺めながら少し進むと、小さな鳥居とその奥に繋がるらしい階段が続いてるのが見えました。
階段の先には半洞窟のような社があり、嵐が来れば吹き飛んでしまいそうな木造の壁とトタンの屋根。
社の脇には同じように天然の岩屋があり、洞窟のように見えました。頼朝がここに身を隠したという伝説があります。
社の中から振り返ると、木々の向こうから海の青さが伝わってきます。雨露はしのげそうな岩屋。ここに泊まれるかな?
薄暗い岩の陰に派手な赤の社が目立ちます。平野家は伝説の残る岩屋を、代々守り通してきたのでしょうか。
OLYMPUS OM-D E-M1 + LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH.
by sukakichi2
| 2015-06-09 00:43
| 千葉・房総半島