仁右衛門島3【房総散歩2015】
すこし時間が開いてしまいましたが、房総シリーズ・仁右衛門島の続編。トトロに続いてそうなトンネルでした。
この時すでに昼下がり。冬とは思えないほどたっぷりと日射しを浴びる島の中央部、西南を向いた道を進みます。
道の最奥部には神社がありました。ここだけ見ると山奥の社みたいですが、数十メートル裏側は大海なのですね。
神社近くの路傍には水仙が咲き乱れていました。この島に住む方たちの手入れの痕跡が見られ、愛情を感じます。
来た道をまた戻っていきます。名前はわからないけれど南国を思わせる花々が、この地を異国の風情に仕立てます。
木陰にビビッドな輝きを見つけて、思わずカメラを向けました。捨ててあるのか、これは何の実なのか、疑問だらけ。
階段を上っていくと、最高地点に近いところで重厚な門がありました。仁右衛門島に在住してる方の家のようです。
平野仁右衛門の表札。なんと38代にも渡ってその名前を受け継いできた平野家の当主。歴史にも関わってきました。
石垣や天然の岩山に周囲を護られたなかに、ここは沖縄か?と思うような家がありました。1704年築だそうです。
古くは日蓮上人が上陸したとか、源頼朝が落ち延びてこの島に籠ったとか、色々な伝説がある島なのです。
※当初「仁右衛門島2」としていましたが、わたしの記憶違い。こちらは3回目でしたので修正しました。
OLYMPUS OM-D E-M1 + LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH.
by sukakichi2
| 2015-06-08 00:19
| 千葉・房総半島