野猿で渓谷渡り【四国旅2014】
「野猿」という乗り物をご存知でしょうか?川などを渡るために、ロープを張ってゴンドラを人力で動かすものです。
奥祖谷の二重かずら橋に隣接して架設された野猿に、当然のことながら乗車しまして、しっかり満喫してきました。
橋の建設が容易でなかった時代の遺物と言えますが、近年ではそのアトラクション的指向性が評価されている様子。
確かに乗ると楽しいんですよね。ロープをたぐり寄せながら自力で川を渡っていく、操縦参加型の魅力が理由です。
友人Nに続いて友人Yとともに乗車します。二馬力だと進むのも速いですね。中央部で下流側を撮影した一枚。
橋がない場所でこの高い視点のアングルは、野猿でないと得られない眺望。まさに猿になったような気分!
注意書きにもあるように、大勢が乗ったり揺らしたりすると大変危険です。深い谷を越える場合は恐ろしいですね。
でもかつて日本の各地に、生活手段としての実用的な野猿や「吊舟」と呼ばれる索道が多数存在していたのです。
対岸に賑やかな声が聴こえたと思ったら、女子旅グループの4人組。すかさず対岸へ屋形を高速で戻す友人たち。
その流れるような動きに感心しながら(笑)まったくロープ作業に参加をしなかったわたし。ごめんなさい。
ラストは川に下りてから見上げて撮った1枚です。この原始的な乗り物の魅力に取り憑かれてしまいました。
安全性や責任問題などを考えると、このせせこましい現代では、実用的な移動手段としては認められなそう。
観光用として安全な高さに張られた索道は悲しく、願わくば100mの谷を越えるような野猿に乗りたいものです。
奥祖谷の二重かずら橋に隣接して架設された野猿に、当然のことながら乗車しまして、しっかり満喫してきました。
橋の建設が容易でなかった時代の遺物と言えますが、近年ではそのアトラクション的指向性が評価されている様子。
確かに乗ると楽しいんですよね。ロープをたぐり寄せながら自力で川を渡っていく、操縦参加型の魅力が理由です。
友人Nに続いて友人Yとともに乗車します。二馬力だと進むのも速いですね。中央部で下流側を撮影した一枚。
橋がない場所でこの高い視点のアングルは、野猿でないと得られない眺望。まさに猿になったような気分!
注意書きにもあるように、大勢が乗ったり揺らしたりすると大変危険です。深い谷を越える場合は恐ろしいですね。
でもかつて日本の各地に、生活手段としての実用的な野猿や「吊舟」と呼ばれる索道が多数存在していたのです。
対岸に賑やかな声が聴こえたと思ったら、女子旅グループの4人組。すかさず対岸へ屋形を高速で戻す友人たち。
その流れるような動きに感心しながら(笑)まったくロープ作業に参加をしなかったわたし。ごめんなさい。
ラストは川に下りてから見上げて撮った1枚です。この原始的な乗り物の魅力に取り憑かれてしまいました。
安全性や責任問題などを考えると、このせせこましい現代では、実用的な移動手段としては認められなそう。
観光用として安全な高さに張られた索道は悲しく、願わくば100mの谷を越えるような野猿に乗りたいものです。
by sukakichi2
| 2015-02-03 01:52
| 伊予・阿波・讃岐