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こんぴら詣で(6)【四国旅2014】

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金刀比羅宮参拝の後、山麓の参道を進む祭りの隊列と遭遇。山へ向かって歩く一団の中に、天狗の姿がありました。
(前回の【5】で「鬼」と書きましたが、どう見ても鬼ではなく天狗ですよね。汗)

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この天狗様はかなりの人気で、沿道の見物客から多く声をかけられていました。皆さん活き活きとした良い表情です。

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続いてやってきたのは馬! 大勢の人の喧噪と一種異様な空気を感じ取ってか、馬はすこし興奮気味のようでした。

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ヒヒンッ!と啼く馬もおり、「カメラのフラッシュを馬に向けないでください」という注意喚起の放送が流れます。

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小さい子どもが乗る馬は興奮が収まらず、結局すこし後でこの子どもは馬上から降ろされていました。
女の子は駕篭や山車に乗って流れており、夜10時近い時間帯とあって、どの子も眠そうです。

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紹介は前後しますが、この一連の隊列の先頭には、各町会ごとの男衆が声を上げながら歩いていました。

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地区ごとに形態や装飾の異なる長い竿?を操る男たち。2列になって進み、かけ声とともに投げて渡す荒技の連続!

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気がかりだったのは空を覆うように複雑に走る電線の多さ。明らかに危険な雰囲気なのに、手慣れた様子でした。

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参道沿いのスペースがある場所は観覧席と化していました。通り抜けるには道が細く、駅までの道は遠かったです。

長竿状のものを投げ渡す儀式や、馬や駕篭を使って子どもを山に送り届けることは、それぞれに意味があるのでしょう。
わたしたちが例大祭当日に現地にいたのは偶然のことで、不勉強のためそれらの意味合いは分からないままでした。
ただここの祭は生きたものでした。素晴らしいパフォーマンスとそれに応える観衆。心地よい喧噪を楽しみました。





by sukakichi2 | 2014-12-30 16:33 | 伊予・阿波・讃岐