賀名生3【さよなら五新線】
映画「萌の朱雀(もえのすざく)」を知ったのは、河瀬直美監督がカンヌ国際映画賞で新人賞を取った時だと思います。
奈良県の山奥、過疎化しつつある村を舞台にしており、鉄道開通の夢が断たれる過程が物語に深く関わっていました。
上記のニュース報だったか、映画館の予告編だったか、その時に一瞬写ったトンネルの映像が印象に残っています。
(しかし実際にこの映画を観ることが出来たのは、それから5年以上も経ってからのことでした。)
旧西吉野村の当地が舞台であり、この賀名生バス停は何度も登場しました。いわゆるロケ地として知られています。
映画では「恋尾」という名前のバス停に、女子高生みちる(尾野真千子さん)が佇む姿はとても絵になりました。
公開は1997年。当時JRバスだったこの路線は、物語の設定に合わせて国鉄バスに仕立てられたと聞いています。
もし鉄道として五新線が開通していたら、賀名生には駅が作られる予定だったそうです。でも開通しなかった鉄道。
しかしその路盤を生かして走ることになったバス路線は、まるで鉄道情景のような世界観を見せてくれたのです。
梅林で有名な賀名生。もし鉄道が開通し駅が出来ていたら、シーズンには多くの人で賑わったことでしょう。
ふとトンネル方向を見ると、電車? いや、バスがやってきた?
いや、それは2台の自転車でした(笑) ここはバス専用道。本来は自家用車とか自転車の無断走行は禁止です。
しかし自転車は五條市に申請すると許可証が貰えます。実際走行中の方から、それを拝見する機会がありました。
訪問したときにも大勢の自転車とすれ違いました。そうかその作戦があったか、と今にして遅い発見をするわたし。
路線自体が廃止となれば申請も通らないことでしょう。廃止後にサイクリングロードにでもなれば別ですが・・・
西吉野の雄大な自然を舞台にした映画「萌の朱雀」。これを観てぜひ一度現地を訪れてみたいと思ってから数年。
ようやく実現したのは、残念ながらこの路線が廃止となる時でした。なんとか訪問できて良かったと思います。
奈良県の山奥、過疎化しつつある村を舞台にしており、鉄道開通の夢が断たれる過程が物語に深く関わっていました。
上記のニュース報だったか、映画館の予告編だったか、その時に一瞬写ったトンネルの映像が印象に残っています。
(しかし実際にこの映画を観ることが出来たのは、それから5年以上も経ってからのことでした。)
旧西吉野村の当地が舞台であり、この賀名生バス停は何度も登場しました。いわゆるロケ地として知られています。
映画では「恋尾」という名前のバス停に、女子高生みちる(尾野真千子さん)が佇む姿はとても絵になりました。
公開は1997年。当時JRバスだったこの路線は、物語の設定に合わせて国鉄バスに仕立てられたと聞いています。
もし鉄道として五新線が開通していたら、賀名生には駅が作られる予定だったそうです。でも開通しなかった鉄道。
しかしその路盤を生かして走ることになったバス路線は、まるで鉄道情景のような世界観を見せてくれたのです。
梅林で有名な賀名生。もし鉄道が開通し駅が出来ていたら、シーズンには多くの人で賑わったことでしょう。
ふとトンネル方向を見ると、電車? いや、バスがやってきた?
いや、それは2台の自転車でした(笑) ここはバス専用道。本来は自家用車とか自転車の無断走行は禁止です。
しかし自転車は五條市に申請すると許可証が貰えます。実際走行中の方から、それを拝見する機会がありました。
訪問したときにも大勢の自転車とすれ違いました。そうかその作戦があったか、と今にして遅い発見をするわたし。
路線自体が廃止となれば申請も通らないことでしょう。廃止後にサイクリングロードにでもなれば別ですが・・・
西吉野の雄大な自然を舞台にした映画「萌の朱雀」。これを観てぜひ一度現地を訪れてみたいと思ってから数年。
ようやく実現したのは、残念ながらこの路線が廃止となる時でした。なんとか訪問できて良かったと思います。
by sukakichi2
| 2014-10-07 08:38
| 奈良