秘密基地の裏側 【四国旅29】
時間が開いてしまいましたが、屋島山上駅の続編です。怪しげな佇まいの駅舎の裏に回り込んでみると、薄暗い空間に階段状のホームと山麓へ向かって下る線路が健在でした。線路は駅を出てすぐに短いトンネルを抜けています。
廃止後10年の月日が経過している割に保存状態は良好です。山上の特殊な観光地の、そのまた外れに位置する立地条件でしょうか。
残念ながら山上駅に車両は遺っていませんでした。途中の区間に放置されている可能性はないでしょうから、撤去されたのでしょう。
ホーム上の駅名票も健在です。少しきれいに掃除すれば、少なくとも外見上はすぐにでも復活できそうに見えてしまいます。
ケーブルカーの終端ですから、もちろん傾斜した形で終わっています。薮を一掃してしまえば、現役の駅みたいな眺めでした。
ふたたび駅舎の表側に戻ってみます。駅舎の中には立ち入ることが出来ません。ガラスに貼られた切り文字にも時代が感じられます。
唐突に自分撮り。駅舎入口に展示されたアート作品に写る駅前風景です。屋島でアートフェスタが開催されていました。
山の上にいくつかの会場が点在し、屋島の外れにある山上駅跡もポイントの一つでした。知らない人は駅跡に驚きそう。
正面から見ると非常に完成度の高い建築なのですが、サイドに回るとやや建て増したようなバラック感が滲み出ています。
モノクロで撮った引きの駅景。手前に伸びる影と駅の入口の鏡がアート作品。どちらも正体に気づきづらい騙し絵のようですね。
屋島ケーブルの山麓側にも駅跡が遺っているらしいと判明。下山後に訪問してみることにしました。
廃止後10年の月日が経過している割に保存状態は良好です。山上の特殊な観光地の、そのまた外れに位置する立地条件でしょうか。
残念ながら山上駅に車両は遺っていませんでした。途中の区間に放置されている可能性はないでしょうから、撤去されたのでしょう。
ホーム上の駅名票も健在です。少しきれいに掃除すれば、少なくとも外見上はすぐにでも復活できそうに見えてしまいます。
ケーブルカーの終端ですから、もちろん傾斜した形で終わっています。薮を一掃してしまえば、現役の駅みたいな眺めでした。
ふたたび駅舎の表側に戻ってみます。駅舎の中には立ち入ることが出来ません。ガラスに貼られた切り文字にも時代が感じられます。
唐突に自分撮り。駅舎入口に展示されたアート作品に写る駅前風景です。屋島でアートフェスタが開催されていました。
山の上にいくつかの会場が点在し、屋島の外れにある山上駅跡もポイントの一つでした。知らない人は駅跡に驚きそう。
正面から見ると非常に完成度の高い建築なのですが、サイドに回るとやや建て増したようなバラック感が滲み出ています。
モノクロで撮った引きの駅景。手前に伸びる影と駅の入口の鏡がアート作品。どちらも正体に気づきづらい騙し絵のようですね。
屋島ケーブルの山麓側にも駅跡が遺っているらしいと判明。下山後に訪問してみることにしました。
by sukakichi2
| 2014-05-06 22:07
| 伊予・阿波・讃岐