伊勢神宮・内宮編2
すこし間が空いてしまいましたが、内宮編の後半です。紹介途中での放置は気分がすっきりしないものですね。
今回は一気に写真を並べるので、いつもより数が多めです。
まずは一目散に奥へと向かいます。参拝順序なるものがあったはずですが、わからなくなってしまい、本命から突撃です。
内宮の御正宮である皇大神宮(こうたいじんぐう)に近づくと、大木が周囲を取り囲みます。この展開、外宮と同じですね。
何やらキラキラと光るものが気になって接近してみると、幹を伝う樹液のようでした。神の雫か?(謎)と色めき立ちました。
こちらが造営中の皇大神宮。遷宮を目前にして新しい木の輝きが美しいです。その隣に、コピペしたような風景があり・・・
それが今の皇大神宮。前回の遷宮から20年たった風格があります。遷宮を前提にした、隣り合わせの構造なのです。
正宮への参拝を済ませて先へ進むと、途中にも造営直後の物件、外幣殿。茅葺きに乱れがなく美しい外観です。
そのすぐ隣が御稲御倉と思われる、造営中の物件。廃墟っぽさもあり、熱帯植物園のような気配もあり、独特の風情です。
ぐるりと一周して、入口に近い神楽殿へ。大きな屋根で構成された造りは、いままで見てきた古代風の外観とは違います。
豊かな森に囲まれた内宮。この独特な異世界感は、やはり広大な敷地と緑によって醸成されているんだと実感します。
紹介は駆け足気味でしたが、現地では時間をかけて見て回りました。ふたたび宇治橋を渡って帰ります。
橋の前後に掲げられた板。外宮では左側通行だった気がしますが、内宮は右側。特に意味はないのかな?
遷宮の年で大変多くの人で賑わっていましたが、その人混みの印象を覆すほど圧倒的な静謐さがあります。
神宮を巡って思ったのは、朝の風景を見たい!ということでした。今度はこの近くに宿を取ろうかな、と決意。
by sukakichi2
| 2013-08-22 08:37
| 伊勢・志摩