クールな建物は美術館
工場のような、刑務所のような、無機質でコンクリートだけの冷たい建物。CG的でもあり、未来を描いた想像図のようでもあり。
植田正治写真美術館。JR伯備線の岸本駅から約40分くらい歩いてたどり着きました。入口は左の階段を上がったところかな?
と思ったら施錠されていました。すわ休みか!と狼狽していたら、どうやら入口は建物の真裏にあるらしいことが判明しました。
1枚目と2枚目の右端に写っている小さな穴を通り抜けると、反対側へ昇り越す階段がありました。なかなかわかりづらい構造。
無事に館内への潜入を果たし、冒頭とは反対側からの眺めに出会いました。装飾を廃した造りですが、美しい建物です。
分割されたブロック状の棟をつなぐ通路。サンルームのようで眩しい空間ですが、大山の眺めを楽しむためのものかも。
アーチ状に形成された建物のライン。こんな斬新でシンプルかつ魅力的な空間に置かれた、植田正治の写真の数々。
建築美に負けない作品が並んでいます。建物が作品に侵食しない程度に主張してて心地よいです。冬にも来てみたいです。
by sukakichi2
| 2012-11-30 03:51
| 山陰