鬼ヶ島
少し時間が経ってしまいましたが、瀬戸内紀行の第六回。高松港を出た直島行きの船は、朝の光に包まれて順調に航海中。
ちょっと時間を巻き戻して、高松を出たあたりから。右舷側には長くて巨大な防波堤が伸びていました。
高松の町を振り返って。背後に個性的な山々が連なります。ところで、今回はすべての画像が大きいものです。
行程の半分弱のあたりで、右舷側で最初に見えてくる島が女木島(めぎじま)。背後に男木島、奥に小豆島という並びです。
縦に長い女木島の南西端の岬を掠めるように航行します。よく見ると、白い灯台の左上方に何か文字があるようです。
ズームしたら「鬼ヶ島」!瀬戸内海はかつて海賊が横行した歴史があり、それとの関連か女木島には鬼ヶ島伝説があります。
島には鬼たちの根城だったとされる大洞窟が山頂付近にあり、とても気になる存在。時間があれば寄る予定です。
小さな白い船が停泊していましたが、漁船の操業中でしょうか。それとも実は本船を狙う海賊で、今にも発進するのかな?
なんて妄想が膨らむうちに、フェリーは女木島を離れます。右舷から左舷に移動し、違った風景を楽しむことにします。
続きは次回に。
OLYMPUS E-5 + LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm F3.5-5.6
by sukakichi2
| 2012-02-27 03:07
| 備讃瀬戸の島々